Blender|紙の巻物アニメーション
Blenderで巻物のように紙が巻いていくアニメーションのペーパロールアニメーションをやっていきます。
Blender:v4.0.2
1. 板ポリを設定する。
shift + a
にてPlaneを追加する。sx2
で横に伸ばします。
その後、編集モードにて細分化を行います。
横に36、縦に5分割します。
※ 最終的に倍にしました。
2. カーブを設定する。
shift + a
で NurbsPathを追加する。
次に編集モードに移動します。
そして。Curve Edit Mode Overlaysの中にあるチェックを有効化します。
そうするとカーブの法線を可視化することができます。
また、カーブの進行方向もわかりやすくなりました。
全選択をします。
右クリックから細分化を選択して、10分割します。
終点を選択します。
次にプロポーショナルを有効化します。
そして、r + y
とし回転させるとぐるぐる渦を巻いていくようになっていきます。
有効化される円形の範囲は徐々に大きくしてカーブ全体が入るようにしていきます。
オブジェクトモードに戻ります。
カメラの視点を正面に移動して、始点がだいたい真下の中央ぐらいに来るように回転させます。
編集モードに戻ります。
始点を選択して e + x
でX方向に少し伸ばします。
今回は、3マス分の2頂点を追加しました。
カーブの大きさを板ポリに合わせていい感じのサイズ感にスケールダウンさせます。
カーブのトランスフォームの回転をリセットしておきます。
3. 板ポリとカーブを紐づける
板ポリにカーブモディファイアを適応します。
そして、カーブを -X 方向に移動すると巻き巻きしてくれます。
これでアニメーションさせるベースは完成しました。
もう少し紙っぽくするために調整していきます。
4. 中央を凹ませる。
shift + a
から Cubeを追加します。
Objectプロパティ > Viewport Display > Display Asの値を Bounds に変更します。
そして、巻き巻きされた板ポリの高さを考慮しながらスケールを調整していきます。
次に編集モードに移動して、ループカットを3本入れます。
オブジェクトモードに戻り、板ポリを選択します。
モディファイアから Mesh Deform を追加して、先ほどのワイヤーオブジェクトをTargetObjectとにします。
そしたら設定内容をBindして拘束します。
※ Dynamicにチェックをいれてください。
編集モードに移り、4辺を上下に調整して真ん中が潰れるように調整します。
まとめ
これで完成しました。
実際にアニメーションさせた動画をYouTubeにアップしましたので見てみてください。