Blender|UVスプライトアニメーションをカウントダウンでやってみる

2024.12.23
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実際にやってみたもの

よくみるカウントダウンのアニメーションです。
これをスプライトシートをuvをずらしてアニメーションさせていきます。

解説

1|素材作成

上記のように均等に縦方向にならべられたテキスト一覧画像を作成します。
そして .png で書き出します。

2|板ポリを調整する

□ 1|追加して回転させる

  1. shift + a
  2. r + x + -90

□ 2|アスペクトを合わせる

今回は 205 * 303 ですので、x に *2.05 、y に *3.30 します。

□ 3|トランスフォームを適応させる

3|画像を追加する

4|UV Editing

上部の UV Editing からUVを調整します。
※ UV:テクスチャ座標です。(UがX、VがYと同じ意味です。)

編集モードに移行して、下部の2頂点をずらしてほぼ一致するように調整します。

5|マテリアルの設定

全体図

value

ここにはフレームレートの進捗値を今回のフレームレート数(24)で除算して1秒 = 24フレーム で計算できるようにします。

計算式:#frame / (フレームレート * 秒数)

#frame / (24 * 1)

  • 10秒の場合: #frame / 240
  • 6秒の場合:#frame / 144
  • 6秒の場合:#frame / 168 (0 ~ 6の場合)

となります。

Floor

これは Float 型を Int 型に変換します。
つまり小数点をなくします。

Modulo

剰余を使い、0, 1, 2, 3 ..., 9, 0, 1, .... となるようにします。
これでループできるようになりました。

60s の 0 ~ 6の間で行いたい場合は、値を 10.0 ではなく 7.0 にします。
そうすることで 0, 1, 2, ... 6, 0, 1... となります。

Multiply

  • -1.0:これは上にUV.yにずれるために使用します。
  • 0.1:uvの範囲に合わせて * 0.1 します。

これでマテリアルだけでアニメーションさせることができました。

最後に

今回はStep式でUVをスプライトアニメーションさせてみました。
Step式ではなくSlide式がいい場合は以下のように条件を変えることで変更することができます。

  • 画像を 0 ~ 0 の範囲に変更する(9の後ろに0を追加する)
  • Floorを削除する
  • 1つめの Multiply の値を調整する(-0.91ぐらい?)

これで良きカウントダウンライフをBlenderで過ごせます。

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