Windows 11キオスクでタスクバーを非表示にする方法
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常設キオスク、デジタルサイネージ、無人案内端末では、タスクバーからスタートメニューや別のアプリを操作されると、表示中のコンテンツから離脱する可能性があります。
通常のWindowsデスクトップを使う端末では、「タスク バーを自動的に隠す」をオンにし、検索やタスクビューなど不要な項目を非表示にします。利用者にタスクバーを再表示させたくない制限付きキオスクでは、Windowsの割り当てられたアクセスを使用します。
| 方法 | タスクバーの動作 | 適した構成 |
|---|---|---|
| 設定アプリの自動非表示 | 通常は隠れるが、画面下端の操作で再表示される | 通常デスクトップで全画面アプリを使う端末 |
| 割り当てられたアクセス | 制限付きユーザー環境でタスクバーを隠す | 管理されたキオスク端末 |
タスクバーを隠す方法の選び方
タスクバーを普段だけ見えない状態にするなら、設定アプリの自動非表示を使用できます。ただし、マウスポインターを画面下端へ移動したり、下端からタッチ操作したりすると再表示されるため、利用者のアクセスを制限する機能ではありません。
| 要件 | 使用する方法 |
|---|---|
| タスクバーを普段だけ隠す | 設定アプリの「タスク バーを自動的に隠す」 |
| タスクバー上の操作項目を減らす | 検索、タスクビュー、バッジなどをオフにする |
| Edgeなど単一アプリだけを表示する | シングルアプリの割り当てられたアクセス |
| 複数の許可アプリを使い、タスクバーを隠す | 制限付きユーザー環境の割り当てられたアクセス |
| Windowsシェルを専用アプリへ置き換える | 対応エディションでShell Launcherを検討する |
タスクバーの設定画面を開く
1. Win + Iキーで「設定」を開きます。
2. 「個人用設定」を選択します。
3. 「タスク バー」を開きます。
タスクバーの設定はWindowsユーザーごとに保存されます。キオスク用ユーザーへサインインした状態で設定してください。
タスクバーを自動的に隠す
「タスク バーの動作」を展開し、次のように設定します。
| 設定項目 | 推奨設定 |
|---|---|
| タスク バーを自動的に隠す | オン |
| タスク バー アプリでバッジを表示する | オフ |
| タスク バー アプリの点滅を表示する | オフ |
| タスク バーをすべてのディスプレイに表示する | 必要がなければオフ |
| タスク バーからウィンドウを共有する | オフ |
| デスクトップを表示するには、タスク バーの隅を選択します | オフ |

設定直後にタスクバーが画面外へ隠れることを確認します。画面下端へマウスポインターを移動すると再表示されるのは、自動非表示の通常動作です。
検索とタスクビューを非表示にする
同じ設定画面の「タスク バー項目」を展開し、キオスクで使用しない項目を非表示にします。
| 設定項目 | 推奨設定 |
|---|---|
| 検索 | 非表示 |
| タスク ビュー | オフ |
| 再開 | オフ |

画面に「これらの設定の一部は、organizationによって管理されています」と表示される場合は、グループポリシーやMDMによって設定が固定されている可能性があります。組織管理端末では管理者へ確認してください。
検索やタスクビューをオフにしても、キーボードショートカットやほかのWindows操作まで無効になるわけではありません。タスクバー項目の整理は、利用者が誤って操作する入口を減らすための補助的な設定です。
設定後に動作確認する
設定後はキオスク用ユーザーでサインアウト・再サインインし、次を確認します。
- 表示アプリが自動起動する
- 通常時はタスクバーが隠れている
- 検索とタスクビューが表示されない
- バッジや点滅が表示されない
- 画面下端へポインターを移動した場合の動作が想定どおりである
- 画面下端からタッチした場合の動作が想定どおりである
- アプリを終了した場合の復旧方法が機能する
通常の再起動だけでなく、電源断からの起動、アプリ異常終了、キーボードやタッチ操作も確認します。
完全に隠す場合は割り当てられたアクセスを使う
通常の自動非表示では、画面下端の操作でタスクバーが再表示されます。制限付きユーザー環境の割り当てられたアクセスでは、構成XMLのTaskbar要素で表示を指定できます。
<Taskbar ShowTaskbar="false"/>
Microsoft公式資料では、ShowTaskbar="false"はタスクバーを隠す設定であり、画面下端の操作で再表示される通常の自動非表示とは異なると説明されています。
構成XMLはWindowsのバージョン、エディション、キオスク方式に合ったスキーマで作成する必要があります。既存のXMLへ上記1行だけを追加して適用できるとは限らないため、公式の構成例を確認してください。
タスクバーを隠すだけでは、アプリ終了後のデスクトップ表示やキーボード操作を防げません。アプリの全画面表示、自動起動、終了時の再起動、専用ユーザーの権限制限も合わせて設計します。
設定を元に戻す方法
- 自動非表示を解除する:「タスク バーを自動的に隠す」をオフにする
- 検索を戻す:「検索」の表示方法を選び直す
- タスクビューを戻す:「タスク ビュー」をオンにする
- 割り当てられたアクセスを使用した場合:構成XMLの
ShowTaskbarを要件に合わせて変更し、構成を再適用する
参考資料
- Windows 11のタスクバーポリシー一覧(Microsoft Learn)
- 割り当てられたアクセスの構成ファイル(Microsoft Learn)
- Windows 11設定項目のリファレンス(Microsoft Learn)
まとめ
通常のWindowsデスクトップを使うキオスクやデジタルサイネージでは、「タスク バーを自動的に隠す」をオンにし、検索、タスクビュー、バッジなど不要な項目を非表示にします。
自動非表示は画面下端の操作で再表示されるため、アクセス制限にはなりません。利用者からタスクバーを隠す必要がある端末では、割り当てられたアクセスなどのキオスク向け機能を使用してください。