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BIOSで指定した時刻に自動でパソコンの電源を入れる設定方法【RTC Alarm】

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「毎朝決まった時間にパソコンの電源を自動で入れたい」「深夜にアップデートやバックアップを実行してから電源を入れておきたい」——そんなときに使えるのが、BIOS(UEFI)に搭載されているRTC Alarm(RTCアラーム)という機能です。

Windows側の設定ではなく、マザーボードのBIOS画面から設定するため難しく感じるかもしれませんが、手順自体はシンプルです。本記事ではBIOS画面のキャプチャを使いながら、設定方法から解除方法までを順番に解説します。

 

この記事でわかること

  • BIOS(UEFI)画面の開き方
  • RTC Alarmを使って指定した時刻に自動で電源を入れる設定手順
  • 自動電源ONの設定を無効に戻す方法
  • 設定するうえで知っておきたい注意点

 

BIOS(UEFI)画面の開き方

パソコンの電源を入れ、メーカーロゴが表示される短い時間の間に、決まったキーを連打してBIOS(UEFI)画面を呼び出します。メーカーによってキーが異なるので、下の表を参考にしてください。

メーカーBIOS起動キー
ASUSF2 または Delete
DellF2
HPF10 または Esc
LenovoF1 または F2
MSIDelete
AcerF2 または Delete

※タイミングが合わないと通常通りWindowsが起動してしまいます。その場合はパソコンを再起動してもう一度試してください。ちなみに筆者の環境では Delete キー でBIOS画面に入ることができました。

 

BIOSのメイン画面

BIOS画面に入ると、以下のような画面が表示されます。デザインはデバイスによって異なりますが、構成はおおむね共通しています。

画面右下には操作方法(キー割り当て)が表示されています。設定を進める前に、基本操作を覚えておきましょう。

キー操作内容
← →画面(タブ)を切り替える
↑ ↓項目を選択する
Enter選択・決定する
+/-設定値を増減する
F1ヘルプを表示する
F5初期設定(最適値)に戻す
F7変更を破棄する
F10設定を保存して終了する
Esc前の画面に戻る/終了する

 

RTC Alarmとは?自動電源ONの仕組み

パソコンにはRTC(Real Time Clock)と呼ばれる、内蔵の専用電池で常に時刻と日付を刻み続けている時計機能があります。RTC Alarmは、このRTCを使って「指定した日時になったらパソコンの電源を自動でオンにする」というアラーム機能です。

 

 

自動で電源を入れる設定手順

1. Powerタブを開く

矢印キーで画面上部の Power タブに移動します。

2. APM Configurationを開く

Power画面の中に APM Configuration という項目があるので、矢印キーで選択してEnterを押し、詳細設定画面に移動します。

3. Power On by RTC Alarmを選択する

APM Configuration画面の中にある Power On by RTC Alarm まで矢印キーで移動し、Enterを押します。

4. Enabledに変更する

Disabled / Enabled の選択肢が表示されるので、矢印キーで Enabled にフォーカスを合わせてEnterを押し、機能を有効化します。

5. 起動する日時を設定する

有効化すると、Power On by RTC Alarmの下に以下の項目が追加されます。これらの項目で「何日間隔で・何時何分何秒に」自動で電源を入れるかを設定します。

項目内容
RTC Alarm Date起動させる日付(間隔)を指定
RTC Alarm Hour起動させる時刻(時)を指定
RTC Alarm Minute起動させる時刻(分)を指定
RTC Alarm Second起動させる時刻(秒)を指定

設定したい項目に矢印キーで移動し、+ または – キーで数値を増減させて調整します。

※ RTC Alarm Dateは「0」を指定すると毎日、1〜31を指定するとその日付で月1回起動、という仕様になっているBIOSが一般的です。メーカーやBIOSバージョンによって挙動が異なる場合があるため、設定後に一度動作を確認しておくと安心です。

6. 設定を保存する

これで自動電源ONの設定は完了です。最後に変更内容を保存します。ESCキーで前の画面に戻ってから Save & Exit タブを選択するか、F10キーを押すことでも保存画面を呼び出せます。

Save Changes and Reboot を選択すると確認画面が表示されるので、[Yes] を選んで再起動すれば設定が反映されます。

 

 

自動電源ON設定を無効にする(解除する)方法

設定が不要になった場合は、同じ手順でBIOSを起動し、Power画面からAPM Configurationを開きます。

Power On by RTC AlarmがすでにEnabledになっている状態で、この項目を選択します。

選択肢が表示されたら、矢印キーで Disabled に変更します。

Disabledに変更すると、RTC Alarm Date/Hour/Minute/Secondの項目は表示されなくなります。設定が解除されたことを確認したら、F10キーで変更内容を保存して再起動しましょう。

 

設定するうえでの注意点

  • ノートPCの場合、バッテリー駆動のみだとRTC Alarmによる自動起動が機能しないことがあります。AC電源に接続した状態で使用しましょう。
  • シャットダウン方法によっては(高速スタートアップや完全シャットダウンなど)RTC Alarmが正しく動作しないケースがあります。うまく起動しない場合は、Windowsの高速スタートアップ設定も確認してみてください。
  • BIOSの項目名(Power On by RTC Alarmなど)や設定できる範囲は、マザーボードやメーカーによって多少異なります。本記事の画面と完全に一致しない場合は、近い名称の項目を探してみてください。
  • 設定変更前後で意図せず他の項目(Wake on WLANなど)を変更しないよう、保存前に一度内容を見直すことをおすすめします。

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